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★彡Tom with CJ43/SC54/KF11

★彡Tom with CJ43/SC54/KF11

挑戦記 : 8t限定解除 本番編

「中型車(8t)に限る」を解除せよ!
★彡Tomの“イッパツ試験”ミタビ!
(本番編 2007.10.23)



<試験当日の流れ/走行開始まで>

前記した通り午前に1時限の練習に臨んで“仕上げ”を行ないました 指導員は前回と違う方でしたが、要点・注意点に加えて
「これはやってはいけない」という部分を細かく具体的に教わる事が出来、前回教わった事とプラスしてかなり効果的な練習が
出来たという手応えあり…このテンションをそのままにいよいよ試験場へ突撃だっ! 2階の技能試験室では今日の技能試験を
受けるであろう面々が集っており、ある人は椅子に座ったままじっと動かず(イメトレ中?)、ある人は試験室後方のコース図を
じっと見つめており、ある人は何かの付録と思しき府中の自動車用試験コースの“白地図”に順路を書き込んだものを使って
順路を確認している様子…前記した通り今回の試験にあたってはコース図は渡されておらず、技能試験室のコース図は撮影が
禁止されており、ネット上でも府中の中型関連のコース図は公開されているものが見当たらなかった…というわけで私はこの際
“悪足掻き”はやめにして、それこそ教習の如く試験官の指示に従いつつ丁寧にコースを走るというモードで行く事にしました
時間が近付いて試験官たちが試験室にゾロゾロと登場、受験者たちが持参した受験票と採点票を引き換えて行きます 二輪の
時は確か緑色でしたが、今回は青色か…各自裏面に必要事項を記入、一部の車種の受験者たちが先に発着レーンに移動してから
コース内の番号表示の種別や“路端発進”と“隘路(あいろ)進入”をはじめとしていくつかの課題についての説明がありました
一部の課題では指定の状態で試験官に対して“完了の申告”をする部分があり、その説明も併せて行なわれます…き、緊張感
出て来たぜ(少汗)…説明が終わってそれぞれに発着レーンに移動し、いよいよ試験車両とご対面だ! 何だかんだでけっこう
アガっていたのか、その時の試験車両が何車種かあるうちのどれだったかさっぱり覚えてない(大笑)…車体の大きさについては
事前に練習して来た事もあってそれほど違和感を感じる事はありませんでしたが、試験車両は後部座席=2列目のある“ダブル
キャブ”タイプでした 「バックの時の後ろを見た感じとか多少違うのかなぁ…」と思う中、いよいよ試験スタート! 試験は
運転席に受験者、助手席に試験官、そして後部座席の左側に次の受験者という体制で順次進められて行きます 私は受験者中
3番目という事で、1巡目は発着レーンのところにある待機スペースにて待機です…府中のコースは全体が“自然”に包まれて
おり、“森林浴”さえ出来そうな雰囲気の造り(笑)…その生い茂った木々によって走行の様子は直接は見えない部分がほとんど
なので、待機スペースで出番を待つ受験者たちは走行中の車両を目で追う事もなく「あの課題はああでこうだ」とか「前回は
○○と××を△△しちゃった」(苦笑)だのといった会話と情報交換が交わされており、微妙な緊張感とは裏腹に思いの他賑やか
でした 人によっては緊張の一方でのそういった雰囲気を苦手に思う人もいるかもですが、私はどちらかと言うとリラックスの
材料になったほうでしたね…そうこうしているうちに車両が戻って来ました 運転席を降りて助手席側に回り込んだ1番目の
受験者の人は試験官との会話から見るにどうやら合格のようです…2番目の人が運転席に乗り込み、私が後部座席に乗り込んで
試験再開です ここはぜひとも途中帰着させられる事なくひととおり走って走行の流れ全体を見せてほしいところ…お手並み
拝見! この方、残念ながら合格を果たす事は出来なかったようでしたが、嬉しい事にしっかり完走してくれました 課題も
ひととおりこなせてはいたのですが、今回が受験“初回”の私の目で見ても「あっ、それはマズい…」と思う部分がいくつか
あり、特に交差点では“白い三角表示”(何か懐かしい名前を思い出す人はそれなりのお歳←爆)をバリバリ踏んでいました(汗)
この点は二輪の技能試験の受験にあたっても気にしつつ臨んでいた点だったので走行中も気になっていたのですが、やはり後で
指摘を受けていたようです…残念ながら同じカテゴリーの受験者である“同志”の不合格を目の当たりにする形になってしまい
ましたが、せっかくこうして見せてもらえた走行の流れと課題系での動き、ぜひ活かさせてもらわねば! 採点票と免許証を
手に運転席へ移動し、高い運転席にどっこいしょと上がって(オッサン度バリバリ!←自爆)乗り込む…うむ、午前の練習時の
感覚はまだ残っている感じだ…さ、落ち着いて行くぜ! 自身通算3回目(自動車系は初)の“一発試験チャレンジ”だ!(出陣)

<試験当日の流れ/いよいよ技能試験にチャレンジ!>

運転席に座った時にはまだ2番目の人の講評が続いていたので、今のうちにと座席位置を調整しつつブレーキペダルの踏んだ
感触とシフトパターンを確認します 練習では左の下となっていたバックが試験車両では左の上に来ていました 練習で乗って
いた車とは違う仕様という形にはなりますが、そうは言っても実際のところたったの2時間しか走っていないので、特に「あの
形式ですっかり馴染んでたのに…」などと慌てるような事はありませんでした トラックの発進は基本的に2速を使う事から
今回の技能試験のシチュエーションでは左上にある1速はまず使わないので、ならばむしろこの仕様のほうが発進時にうっかり
バックに入れてしまう危険性が減るってもんだ…いや、仮にそんな事になったとしてもバックブザーが鳴り響くし、さすがに
それは気付くだろ(苦笑)…さてさて、試験官の指示に従って走行開始に向けての準備を進め(改めて座席位置とバックミラーの
向きの確認)、まずはひととおりの方向の安全を確認してからブレーキとクラッチを踏んだままイグニッションをON、ギヤが
ニュートラルになっている事を確認してエンジンを始動、2速→サイドブレーキを解除後ゆっくりと発進し、そこからおよそ
100m弱先の発着レーン前端近くの赤いポールまでのえらく短い慣らし運転です(苦笑&少汗) この僅かな直線区間の中では
「どのように運転しても構わない」との事だったので、クラッチの当たる位置や直進状態からのハンドルの遊び量等を見つつ
指定のポイントに停止、ここから採点が始まります…いよいよという事でドキドキするかと思ったら意外にそうでもないまま
慎重に発進、まずは発着エリアから直進して最初の課題である“路端発進”に臨みます 左の縁石から30cm以内に寄せた
状態で車体の前端を指定のポールに合わせて停止、ギヤをニュートラルにしてサイドブレーキを引き、ブレーキを踏んだ状態で
停止の完了を試験官に申告します 寄せ具合がやや微妙だったのか、車体を降りて小道具を使ってチェックしているようだ…
そういえば何やら棒のようなものを持っていて何だろうとは思っていたのですが(“精神注入棒”とか…←笑)、“寄せ具合”を
計るためのモノだったんですね(汗)…さて走行再開です 練習でやった通りまずはステアを弛めに当てた状態で少しだけ前進
し、その後一気にハンドルを切って前のポールを避けて右車線に出ます…無事クリヤ! 続いて8番の交差点を大回りにならぬ
よう左折、外周に出るT字路で一時停止して各方向の安全確認をしてから右折し、外周の外回りに出てカーブを曲がった後の
直線で指示速度である時速50km/hまで加速させます 右折の直後に3速に入れておき、アクセルを踏み気味にしながら
カーブを立ち上がり、直線を向いたところでシフトアップを伴いつつ一気に加速! 「一旦50km/hに達して以降は速度の
保持はしなくてよい」という事前の説明があったので、50km/hを超えたのをメーターで確認してからカーブに備えて減速
します…鬼門であったはずのエアブレーキは思ったよりも強いとは感じず、ここまでの走行でも比較的上手くやんわりと使えて
いたので、安心してポンピングブレーキをかましつつ速度が落ちたところでシフトダウン、カーブに進入して慎重にラインを
トレースし、そのまま外周をグル~リと走って4番の交差点で右折、再びインフィールドへ…コースをほぼ縦断して外周手前の
赤い23番の標識のところで右折して“方向転換”に臨みます スペース内に障害物等がないかを確認しつつゆっくりと通過し
運転席がスペースの左縁石を少し過ぎたあたりからハンドルを右に切って角度を付けて停止、各方向の安全を確認した後慎重に
バックを開始…感覚と動きについては練習でほぼ掴めていた事もあり、順調にスペースのほぼ中央に入れる事が出来ましたが
まだ“荷台の後端をスペース後方のポールから50cm以内に付けて停める”という仕事が残っている…程よいと思った場所で
停止し、路端発進の時と同様の措置後に試験官に申告します 試験官が降りて後方に確認に向かった時に後部座席に乗っていた
次の受験者の方が「順調に来てますね~!」と声をかけてくれたので「フッ、そいつはどうかな?」と言いそうになったのを
慌てて引っ込め(嘘)「うーん、どうでしょうかねぇ…細かい部分とかでいろいろ引かれてないといいんですけど…」と応えたの
ですが、その受け答えに自身がまだ比較的落ち着いている状態であるという事が確認出来ました(少嬉)…と、ここでギクッと
させられる事態が発生! 「50cmにあと30cmほど足りませんので、一旦前進してからもう一度やり直して下さい」との
事! さ、30cmも足りないってかい…「どひゃ、マジかよ! やっぱダブルキャビンだと見え方違うのかなぁ…」と心の
中で呟きつつ、そのやり直し自体は減点ではないのでとにかく一旦前進、慎重に再度チャレンジしたのですが、そこは先ほども
書いた通り妙に落ち着いていた私…先ほど試験官が後方を確認しに行っている間にこんな事もあろうかと停止した状態で窓枠と
周りの風景(主に接触判定用のポール)との位置関係を見ておいたもんね!(大笑) それを参考にしつつ先ほどと同じあたりから
さらに余分を十分に詰める事が出来たであろう位置まで下がってから停止して再び同様に申告、試験官は例の棒を当てて確認
する事もなく戻って来ました ケケッ、うまく行ったぜ(爆)…スペースから右方向へ脱出、先ほど走って来た道を戻って行って
7番の交差点を左折し、少しの直進後赤い22番の標識を左に入ってクランクへ臨みます 右折での進入よりもやや難易度が
上がる左折でのクランク進入でしたが、練習では最初のうちこそ戸惑いもあったもののその後の煮詰めでほぼ大丈夫な感じまで
来ていましたし、左折での進入も練習で繰り返しやっていたのでそれほど不安なく突っ込んで行きました 必要な寄せ幅を保ち
つつタイミングを計って慎重に左ステアを開始、左のバックミラーで左後輪が縁石にしっかり寄っている状態を確認しながら
お次は右ステア…フロントのオーバーハングを十分にはみ出させつつミラーがポールに接触しないよう注意しながら通過して
やや長めに思える途中の直進部分を慎重にアプローチして再び左ステア、無事出口に辿り着きました この出口を右折で出る
のですが、この出たところが坂道の下って来たところであったのに加えてほとんど余裕なく一時停止のあるT字路になっていた
ので、車体が右に傾いた状態で反対車線を斜めに跨がった状態で一時停止し、安全確認後にそのまま右折という何とも珍妙な
動きに(笑)…続いてこれまた狭路系課題であるS字に入ります 外周の外回りから赤い24番の標識のところへ右折での進入と
なるのですが、進入後は左曲がりが先に来ている(“S字”なので考えてみれば当然←笑)のでやや回り込みながら進入、外側の
フロントをS字のアールになぞらせながらゆっくりと進みます “外寄りへの振り”さえ保てていればリヤはそれほど心配する
事なく抜けられるのに加えて試験コース内のS字は練習で走っていたそれよりも曲がりが緩めだったので、タイミングを見て
一気に切り込むクランクよりはいくらかゆったりとクリヤ出来ました エリアの中央を進み6番の交差点を左折、踏切手前で
確実に一時停止し、ひととおりの確認をしてから発進します 自動車の一発試験における踏切通過では“窓を開けて警報機及び
電車の走行音を確認する”という動作が求められるので、このため通常は停止時に窓を開ける形になるのですが、今回の場合
発着レーンの出発時から窓を開けていたのでワンテンポ置くのみでの通過(笑)…発進してすぐの5番の交差点を左折し再び外周
内回りに出て、残す課題は“隘路”のみ…今回のコースでは左方向へ曲がっての進入となるので、エリア内に描かれた指定の
ラインに右側の前後輪を踏まぬように合わせつつアプローチし、そのまま停止する事なく進んで左側の“コの字”のラインの
中にピタリと車体を収める…慎重にアプローチして「ここだっ!」というところでステアを切り始め、一気にググ~ッと曲がり
込む…うお、やったぜピタリと来た~!(激嬉) 思いの他ウマい事収まった喜びを抑えつつ、車体前端が指定のラインからはみ
出さないように停止させて試験官に停止を申告、降りての確認はなくミラーのみの確認で走行続行の指示が出たので、やはり
これはウマい事行ったらしい…さぁて、こうなればあとは発着点に戻って発着レーンに無事に停止させてやるだけだ! 隘路の
スペースを脱出してすぐの右折レーンから発着エリアに進入、先ほど出発した発着レーンに入って指定のポールに車体前端を
合わせて停止、ギヤをニュートラル→サイドブレーキ→エンジン停止→ギヤをバックに入れて停止措置を完了、初挑戦ながら
無事完走して試験は終了! 長かったような短かったような(安堵)…全体を通して比較的落ち着いて臨めた感はありながらも
さすがに試験官が手元に持っていた採点票を運転しながらチラ見するほどの余裕はなかったので(爆)、「さてどうかなぁ…」と
思いながら後方を確認後降車、ドアを閉めて車体後ろ側を回って助手席の前に立ち、とりあえずは外面(そとづら)稼ぎに声を
出して一礼する(コトは全て終わっているので、これはぶっちゃけ“無駄な行動”←爆)…いくつかアドバイスをもらった後に
「合格予定です これ(=合格予定票)を持って3階の38番窓口に行って下さい」とのお言葉が! どひゃひゃ、練習2時限と
技能試験1回で“中免”GETだぁ~!(超激嬉) 発着レーンから技能試験室に通じる階段を上がりながらお約束の“小さく
ガッツポーズ”!(通算3回目←笑) ちなみに、今回のコースでは“縦列駐車”と“坂道発進”が含まれていませんが、前者は
“方向変換”とのいずれかが入るようになっているらしく、後者は取得済みの普通免許がAT限定の場合のみ入るのだそうです
うーむ、やはり“本試験”ではなく“審査”であるという事で、違いがいろいろあるものなんですね…何はともあれ、試験は
無事終わってあとは事務処理(=裏書き)を待つのみだぜ!(嬉) 押忍、続いちゃって下さ~い!>残りの受験者の方々(激応援)
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コース内の交差点番号は“記憶頼り”のため、間違いがありましたら指摘をお願い致します>識者各位 なお
今回走ったコースは府中の『中型一種MT 限定解除<中型車は中型車(8t限定に限る)>』の“Bコース”です
私の受験当時は改正前に所持していた普通免許がAT限定の場合と限定なしの場合でそれぞれコースが3種類
ずつ設定されていましたが、その後この区別は統一され、以後はA~Dコースの4種類となっているようです
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<試験当日の流れ/合格後の手続き→免許証受け取りまで>

大自二の限定解除の経験から“すぐに行ってもどうせ手続きは全部の試験が終わってから”という事を知っていたので、まずは
ちょうど火曜日という事で二輪の技能試験を見学し、その後地下の食堂に行って“ひとり祝勝会”と位置付けてとんかつ定食を
ご飯大盛で食い(意外に“熱々”なんだよねコレが…←笑)、それから3階にある技能試験課の窓口に出向きました 今回で一発
試験を受けるのも3回目という事で、この形での訪問も当然3回目…慣れたものです(苦笑) ふと思い立ち試験の予約端末を
操作し、もし今日の試験が不合格だった場合に“次回は最短でいつ受けられるのか”を調べてみたところ、2日後と3日後の
午前となっていました 府中の午前の技能試験は朝8時30分の集合となっており、当然それに伴って起床の時間も早くなって
しまいますし、何と言っても「午前に教習を受けて午後に受験」という組み立てが出来ないという事があったので、では午後に
受けられるのはいつになるのかを見て行くとかなり先に…改めて「うはぁ、今日合格出来てよかった~!」と思いました(汗)
そんな怪し気な行動を取っていると(爆)、試験中に話をしていた“同志”のうちの1人がやって来て私に「あ、不合格だったん
ですか?」と訊ねて来ました なるほど、このタイミングでここに来て端末をイジっているという事は、つまり“再予約”を
しているというパターンですからね…無事合格した旨を話すと「僕はもう少しでした」との事で、それぞれの試験中の様子を
いろいろと話し合いました 最初の人が合格だったのは間違いないんだけど、残りの人たちはどうだったのかな…その後全ての
試験が終了して試験官が戻り、ようやく限定解除審査の合格者の手続きへという事になるわけですが、そこにいたのは最初に
走った人だけ…って事は、今日の合格は私とこの人の2人だけだったって事? 今回の限定解除受験者は我々を含めて確か7人
くらいはいたと思うんだが…自身が意外にあっさり受かってしまったので今ひとつ実感がないが、やはりそれなりに“狭き門”
ではあるのだろうか…あとは二輪の時と同様に1階の免許課の窓口に連行(笑)され、“裏書き”をされた免許証が返されました
これで取得済み免許での“限定条件”的なものはなくなったので、ここからさらに裏書きを増やすとしたら引っ越しての“住所
変更”とか婿養子に行っての“氏名変更”とかが思い浮かぶところ…おっと、お手軽なのがあるじゃん!“停止××日”…(爆)

<“お隣”へ合格の報告&お礼を言いに行こう!>

ようやく手元にやって来た“中免”…浮かれ気分を抑えつつとっとと帰宅と行きたいところだが、その前にお隣へ合格の報告に
行っておこうじゃないか! というわけで、教習時限の合間の時間を狙って午前中に訪れたばかりの大和自動車教習所へ出向き
ました 最初の練習で同乗していたY指導員が応対してくれて、一緒に合格を喜んでくれました とりあえず“試験に向けての
練習”という部分はなくなるが、「トレーニングとしての練習または他車種(大和ではあと中型二種と大型特種の車両がある)の
取得等で訪れる機会があったらまたぜひよろしくお願いします」との意向を伝えて、改めてお礼を言ってから場を後にしたの
ですが、ふと見ると先ほど一緒に限定解除の試験を受け、終了後に技能試験課の端末の前で話をした人の姿が…話をしていた
中で私が「ここで練習した」という事も話題に挙げていたのですが、どうやらシステム等について話を聞いていた様子…立場
的にアレな部分もあって声かけは遠慮してみたのですが(少汗)、私と同様に適確なアドバイスを伴った練習を経て、次回はぜひ
合格を勝ち取ってもらいたいな…改めてありがとうございました、指導員のお二方! そして受付のお姉さんたち!(←微謎)

<受験に向けての練習>
前記した通り、試験場のお隣にある『大和自動車教習所』で2時限の練習をしてから試験に臨み、驚いた事に初回の受験で合格
出来ました(嬉) 最初に練習で運転してみた時の印象と感触から、当初は“練習4時限・受験3回”(2時限の練習から初回の
受験をし、あとは練習→受験のパターンを2セットで3回目での合格)くらいを目安に頑張ってみよう…というつもりでいたの
ですが、結果としては思いがけず短時間で終える事が出来た形となって正直自分でも驚いています(大汗) これはもうひとえに
練習における指導員の方々のアドバイスや指導・ポイントの説明が大変に具体的でわかりやすく、7m車が実質初体験の私でも
短時間の間にその大きさや取り回しの感覚を掴んで行く事が出来たからだと思います 普段の乗用車の運転勘をそのまま持ち
込める部分とそうでない部分もしっかりと教えてくれたので、頭の中でしっかりと差別化出来たのも大きかったですね…また
四輪系の一発試験を受けるのも今回が初めてだったという事で、指定の課題のやり方や特定の課題における“申告”のシステム
等々、車での技能試験の基本的なシステムも合わせて教えてもらえていた事で、試験の流れ等についての不安感もほぼゼロの
状態で“本番”に臨む事が出来ました 必要とされる事をひととおり、そしてしっかりと事前に教わっておく事が出来たという
事が自信と短期での合格に結び付いたと思います もし一切の練習なしで臨んでいたらいったいどうなっていたやら…(大汗)
改めて心から感謝したいと思います(御礼) 併せて、やはり今回も“ネットで収集した情報”は大いに参考になりました 制度
改正前の“大型一種”のレポを複数読む事で試験の流れやポイント、大きな車体を操る上でのコツ等々様々な情報を得る事が
出来ましたし、かなり具現化したイメトレも出来たと思います 基本的な動かし方こそ同じとは言え、車体の大きさ的な部分を
はじめとして勝手の違う部分も多かった今回のチャレンジ…自動車の運転という観点で見ても大変に有効な経験ばかりでした

<受験に向けてのアドバイス>

今回は練習・試験ともにいろいろと学ぶ事ばかりだった上、うっかり1回で合格してしまった事からコースも1種類しか走って
おらず、ああだこうだとアドバイスが出来るほどのキャリアを重ねていない気がするのですが(大苦笑)、それでもこの“中型
一種の限定解除”という事についていろいろと見えて来た部分はありました 課題をはじめとしてそれぞれのポイントとなる
部分についてはこのテキストの文中にてだいたい書いてしまっているのでそれを参照して頂くとして、敢えてアドバイスをする
としたらやはり「実車での練習は不可欠」という事になりますね…“運転”という観点で言えば普段はもっぱら普通自動車や
軽自動車等しか運転する機会がないという方が圧倒的に多いと思うのですが、中型の試験で動かすトラックはそうしたものとは
明らかに“別種かつ特異なもの”です 操作そのものは同じでも同じように走らせるための“仕事”の中身はかなり違います
そのギャップを自らの身体で体感・体験し、そして同じように操るためにはどうしたらよいのか・どうしなければならないかと
いう事をしっかりと身体と感覚で覚える必要があると思います 例えばの話、ある程度“運転勘”がない人にとっては乗用車と
ワンボックスの違いや差も思いの他大きいものと感じられるであろうと思うのですが、乗用車と中型トラックでのそれはさらに
大きくそして全くの“別モノ”であり、文中にもある通り私もかなり面喰らいました(苦笑) 仕事等で4tクラスのトラックを
日常的に運転しているともなれば話もだいぶ違って来るかもですが、乗用車が中心という人の場合はやはりそれなりの練習を
経てからでないといわゆる“安心して同乗出来る運転”をする事はかなり難しいと思います 今ここで何かしらのアドバイスを
挙げるとするならば、「とにかくまず実車を動かす機会を得よ」です とにもかくにもまず一度それを経る事でこの大きさの
車に対して自身の運転技術がどの程度通じるのか、そしてどの部分をどうして行けばさらに完成度を増す事が出来るかという
事を判断する要素・材料が生まれ、受験に向けての見通しとプランニングの組み立てが出来るようになると思います もちろん
中にはそうしたものを経ずとも一発で合格を勝ち取れてしまうという方もけしてゼロではないでしょうが、様々な部分の精度を
増す事によって運転全体の完成度を高めておく事は間違いなく“取得以降”にも繋がって来るはず…その意味からもぜひ練習を
経て受験してほしいと思います…つーか、現時点で“中型免許の限定解除需要”って実際どのくらいあるものなのやら…(謎)


警視庁 : 運転免許試験の手続/中型免許限定解除審査(直接試験場で受験される方)
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/tetuzuki/tetuzuki20.htm

大和(だいわ)自動車教習所 : 自由練習
http://www.daiwa-ds.co.jp/jiyu.htm
※ 2010年1月末に閉鎖となりました(激惜)

中型一種 限定解除試験 課題攻略
http://yan.nu/aks_middle/


*上記のレポート内容は平成19年10月時点でのもので、時期経過に伴い変わっている部分がある可能性があります





<終>


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